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LGSパネル・システムによる店舗/オフィス

「裏原宿のビル」が立地する裏原宿。ファッションや雑貨等の小さいショップが軒を連ね、住宅が隣り合う街区です。その遊歩道(キャットストリート)に面するこの建物では、LGS(軽量鉄骨)を用いた工法が採用されています。

小売店や住宅がひしめきあうこの地ではクレーンを入れての工事が困難ですが、そうした立地でも木造ではなく、制限10メートルの高さいっぱいに建てたい、という考えから、1,820mm×高さ3,200mmのLGSパネルを用いた工法が採用されたようです。工期が短く済み、簡単に組み立てられるのもこの工法の強みでしょう。

また、この建築ではLGSを用いることで大きな開口(窓)が実現されています。LGSの軽さが建築の軽さとしても表現されているようです。

この建物は遊歩道に面するA棟と、その背面のB棟からなり、その間には裏庭のような空間が生まれています。

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DATA

裏原宿のビル / Uraharajuku Buildings

・主要用途:店舗
・設計:手塚貴晴+手塚由比 / 手塚建築研究所+池田昌弘建築研究所+武蔵工業大学手塚貴晴研究室
・所在地:東京都渋谷区神宮前6-14-2
・敷地面積:174.48m2
・建築面積:104.64m2
・延床面積:295.53m2
・竣工:2000年2月
・階数:地上3階建
最寄りの地図(Mapion)

作成日:2001年2月23日
最終更新日:2013年12月28日
ページは追記・修正があったときに随時更新しています。
文章・写真:ida-10 / blog 中二階から twitter

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